Directshow用環境構築(WinSDK編)

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以下はすべて開発環境「VC2005」で実施した。
割と癖が強いので、なるべく上から順に実施すること。

必要なもの

※ どうやらDirectShowは、最新ではPlatformSDKではなくて、WindowsSDKに入った様子。

1.Microsoft Windows SDKを用意する

2009/04/02時点での最新は・・・

・Windows SDK for Windows Server 2008(英語版)

しかし、ここはマイクロソフト日本語サイトの最新版を選択する。
Windows SDK for Windows Vistaがここでの最新。更新が2007年だけども。

入手手順

  1. Microsoft日本語サイトへ行く
  2. ダウンロードセンターに行く
  3. 左メニューの「製品グループ」から「Developter Tools」を選択
  4. 選択ダウンロードから「Microsoft Platform Software Development Kit」を選択
  5. Windows SDK for Windows Vistaをダウンロード

注意点は「ISOイメージ」だということ。マウントするか、焼くしかない。
が、どうやらWebインストーラ版もある様子。
サイズが「1.4GB」であることは踏まえた上で、お好み次第で。

また、名前はWindows SDK for Vistaだが、マイクロソフト曰く、Windows XP用の開発に問題はないらしい。

2.DirectX SDKを用意する

DirectX関連はマイクロソフト日本語サイトのやる気なさが目立つので、やむなく同英語サイトから最新版を入手。

2009/04/02時点での最新は・・・

・DirectX SDK - (March 2009) ... 514MB

なにやらWindowsSDKに比べ新しすぎる感があるものの「.NET 2005サポート」の言葉を信じてこれを入手。

3.Microsoft Windows SDKをインストール

何らかの手段でインストールする。

Windows SDK統合手順

  1. WindowsSDK インストール
  2. Windowsのスタートメニューへ
  3. すべてのプログラムへ
  4. 作られているはずの「Microsoft Windows SDK」へ
  5. さらに「Visual Studio Registration」へ
  6. 「Windows SDK と Visual Studio 2005 の統合」を実行する

注意点は「Windows SDK と Visual Studio 2005 の統合」が英語で書かれているかもしれないこと。

とりあえずこれであのPlatformSDKなどであった、辟易な作業とはおさらば。

ただ、すでに何かの開発のため、VC2005にパスを通していたりするとそれが全て失われる。
つまるところ、全ての設定を抹消してからWindwosSDK専用の設定を入れ込むようなので、ここは注意。

この時点で、めでたくもVC2005でDirectShowが扱う地盤はできた・・・はず。

4.DirectShowの準備

DirectShowは、WindowsSDKに含まれている、だけなので使う場合は準備が必要。

まず、そのままインストールしていれば下記に基本的なインクルードファイルがある。

C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v6.0\Samples\Multimedia\DirectShow\Common

パス通し手順

  1. VC2005のオプションを開く
  2. 「プロジェクト、及びソリューション」を選択
  3. 「VC++ディレクトリ」を選択
  4. 「ディレクトリを表示するプロジェクト」で「インクルードファイル」を指定
  5. 先のパスを登録

次に、ライブラリファイルのパス通し。

C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v6.0\Samples\Multimedia\DirectShow\BaseClasses

上記をVC2005のバッチビルドで全ビルドすると、4ファイルできる。

マルチバイトならMBCS、UNICODEならMBCSでない版を利用する。

ライブラリパスを通す

  1. VC2005のオプションを開く
  2. 「プロジェクト、及びソリューション」を選択
  3. 「VC++ディレクトリ」を選択
  4. 「プラットフォーム」は何もしていなければ「Win32」のはず
  5. 「ディレクトリを表示するプロジェクト」で「ライブラリファイル」を指定
  6. ライブラリファイル(strmbasd.lib, strmbase.lib ...)のあるパスを登録

後は、実際のプロジェクトの追加依存ファイルに、デバッグなら「strmbasd.lib」、リリースなら「strmbase.lib」を登録して完了

5.DirectX SDKをインストール

実行ファイルなので、実行すれば完了。VC2005へのパス通しも勝手に行われるので、そこは要確認。

以上で、DirectShow用開発環境の構築は完了。お疲れ様です。


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