妖精の森ガラス美術館2010年度前期企画展
日本のガラス工芸 〜さまざまな技法と表現〜



安田泰三
「虹色バルーン」
藤田喬平
「紅白梅飾筥」
奥野美果
「オブジェ花器」
鍋田尚男
「紅彩四方皿」
西悦子
「Lace Cage」
佐野曜子
「Spring Bowl」
山野宏
「Fish on Ice」

この展覧会は1960年代から現在まで、さまざまな造形活動を展開してきた21名のガラス作家の作品を紹介するものです。
 この50年ほどの間に日本のガラスは大きな変貌を遂げました。かつてガラスは工場で量産するものでしたが、今では自分の工房を持ち、ガラスを素材として自由な造形表現を行うガラス作家が増えています。ガラスを作りたいと思っても、工場以外に技術を習得する場所が無かった頃とは対照的に、現在では多くの美術学校がガラスコースを備え、ガラスの専門学校もいくつか出来ています。
 全国の美術館やギャラリーで、国内外の作品を紹介する数多くのガラス展が開催され、公募展も盛んに催されています。建築の中に大規模な立体作品を設置する作家も出てきました。また、全国各地に、自分たちで制作したガラスを販売したり、ガラス体験を指導するようなガラス工房もたくさん増えました。
 こうした環境の中で、ガラス作家たちは独自の表現をめざして日々たゆまぬ努力を続けています。ある作家は溶けたガラスの柔らかさから形を導き出し、ある作家は電気炉の中でガラスを溶かしたりくっつけたりして立体を作っています。ガラスの表面にカッティングを施す作家もいます。ガラスの透明さに魅せられる人も、色ガラスの美しさを生かした表現を行う人もいます。
 それぞれ持ち前の感性と技法を駆使して、素材としてのガラスの可能性を追求している21名のガラス作家たちの、多彩で個性的な表現をお楽しみください。

 
展示作品

伊藤 孚 「割れ/光/影」 2001年
イワタルリ 「黒窯変花器」 1995年
上島あい子 「対峙」 1998年
内村 直生 「ステンドグラス"Balloon"」 2009年
馬越 寿 「水指」 2009年
扇田 克也 「PARADISE」 1997年
奥野 美果 「オブジェ花器」 2009年
酒井 進一 「重力の花」 2000年
佐野 曜子 「Spring Bowl」 2007年
志賀 英二 「白旋紋花器"氷"」 2009年
竹内 傳治 「茶道具"山科"」 1997年
鍋田 尚男 「紅彩四方皿」 2008年
西  悦子 「Lace Cage」 1997年
藤田 喬平 「紅白梅飾筥」 1996年
藤田  潤 「水の器」 2003年
安田 泰三 「虹色 バルーン」 2010年
山科 昌子 「光の静止」 2000年
山野  宏 「From East to West "Fish on Ice"」 1997年
横山 尚人 「古都」 1996年
吉本由美子 「記憶の回廊」 1997年
若林 克昌 「煎茶道具」 2009年



 
妖精の森ガラス美術館2010年度前期企画展
日本のガラス工芸 〜さまざまな技法と表現〜

2010年 3月31日(水)〜 9月27日(月)

開館時間 9:30〜17:00  (入館は閉館の30分前まで) 火曜/年末年始休館

入館料
個人
団体(20名以上)
大人・大学生
500円
400円
高校生
400円
300円
小学・中学生
300円
200円
小学生未満
無料

開催場所 妖精の森ガラス美術館

岡山県苫田郡鏡野町上齋原666-5
TEL 0868-44-7888  FAX 0868-44-7889
http://kanko.town.kagamino.lg.jp/fairywood/

●中国自動車道院庄I・Cより車で約40分
●津山市内より車で約50分
●鳥取市内より車で約60分
●倉吉市内より車で約30分