全国金魚すくい競技連盟標準公式規程


 金魚すくい競技連盟規約第6条競技専門部に於いて制定する「全国金魚すくい競技標準公式規程」を次のとおり定める。


  1. 競技用具

    1. 用具は全て主催者において用意したものを使用するものとする。
    2. 水槽の大きさは競技種別により自由に選択するが、標準規程をA型縦136cm、横65cm、深さ23cm、B型縦85cm、横55cm、深さ18cmの2種類とする。但し同一競技中は必ず同寸法の物を使用するものとする。
    3. 掬いネットはその様式は自由とし、内径は8cm以内とする。
    4. 紙は2号より7号までのいづれかを使用するものとする。
    5. 金魚収容ボールはおわん型とし、内径は16cm以内とする。
    6. 水深は10cm以上とする。
    7. 水温は摂氏15度〜30度とする。
    8. 競技中はエアーポンプの使用は中断するものとする。


  2. 金魚の種類・大きさ・数量

    1. 金魚は和金を原則とし、多種を混ぜるも可。
    2. 1匹の大きさは5cm〜6cmを標準とする。
    3. 1水槽の収容の数量は標準A型水槽1,000匹以内、標準B型水槽500匹以内とする。


  3. 競技の種類

    1. 競技は少年の部と一般の部に分け行うものとする。
    2. 時間制競技は3分制と5分制の2種類とする。
    3. ネット制競技は使用不能の認定あるまで競技を続行する。
    4. 同時競技者は1水槽に2名を限度とする。但し、A型水槽使用の場合はこの限りにあらず。
    5. 審判員は1水槽に2名ずつ配置する。
    6. 団体戦の場合、出場選手数は3名〜5名とし、各選手の成果合計数をもって団体成果とする。


  4. 競技開始と終了

    1. 競技の開始及び終了は審判長の合図によるものとする。
    2. 開始の場合:1分前に競技者は所定の位置につき、5秒前に「用意」の掛け声。「はじめ」の合図で競技開始。
    3. 終了の場合:30秒前に「あと30秒」の掛け声。5秒前からカウントダウン。「それまで」の合図で競技終了。
    4. 競技時間内に掬いネットが使用不能になった時、又は、不正行為の認定を受けた時は、その競技者は競技を中止しなければならない。


  5. 成果の認定

    1. 競技者は競技終了後所定の審判員に自己の成果の認定を受けなければならない。
    2. 決勝戦同成果の場合のみ決定戦(プレイオフ)を行う。その他の場合は審判員立ち会いのもと、抽選により順位の決定をするものとする。
    3. 団体戦優勝チーム同成果の場合は代表1名にて決定戦を行い以下個人戦に準じる。
    4. 個人戦・団体戦とも、トーナメント方式・敗者復活戦方式を取りいれるも可。


  6. 競技の反則

    1. 競技者は競技中必ず片手にて競技を行い、他の片手を水中に入れたり収容ボールに触れてはならない。
    2. 反則行為、又は、いちじるしいマナーの欠如により審判員より失格の宣告を受けた者は直ちに競技を中止しなければならない。


  7. 競技者の心得(マナー)

    1. 競技者は常に金魚すくい技術の練磨につとめると共に動物愛護の精神を涵養し、競技中は金魚に愛情をもって接するものとする。
    2. 競技中、同水槽競技者に迷惑を及ぼすような行為をしてはならない。
    3. 競技中、大声を出したり、談笑したり、他の競技者の集中力を妨げるような行為をしてはならない。


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